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日陰の二次創作小説サイト。DOLLSで気ままに稼動中。
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やっと…やっと出来上がりました…。

『桜澤×御子柴SS』ッ!!!(´Д`)ノ☆

マジでスゲー長かったぁ;;(涙)
今回、余りの長さに2編に分けての掲載です!!
この後。
2編目の方もUPします。
なので、先ずはこの①から先にどうぞ☆

何が長いって…エロシーンが一番長い!(苦笑)
今迄の人生、二回目のエロSSです。
一回目はこの前の笑太受けSS…。

んで。
今回は、ストーリー内容の関係上『18歳以下禁止』とさせて頂きます。
初のR-18だがよ!(笑)

ではでは。
18歳以上の方のみ、以下の『本編へ』のリンクからどうぞ~
先ずは①話目~(´Д`)ノ♪




~D on the S~







「ったく!ウゼェな~」


そう愚痴りながら、傍らの男は転がる肉塊へと何発もの弾丸を沈めていく。

重い銃声が腹に響く。
吹っ飛ぶ肉塊。
既に、それが腸か肺かも解らない。
血飛沫がアイツの極度にブリーチされた金髪に飛び散った。

再び響く重低音の銃声。
飛び散る鮮血。


「時生、もう十分だ」

俺が声を掛ける頃には、辺りは血臭が充満していた。
濃い血臭に嘔気が込み上げる。
それでも止まない銃声。
溜息が出る。

「おい、時生!」

血の海の中に一人佇む長身の男。
二度目の呼び声に、血濡れた髪を靡かせながら緩慢な仕草でこちらを振り返った。
その口元には淡い笑みが刻まれている。


「なぁに?笑太」

髪と同じく、頬に付いた血を拭いながら暢気に答えた。

(――全くコイツは…)

何度目かの溜息を付く。
アイツは、任務の時はいつもこうだ。

普段はへらへら道化じみた事を言う癖に、頭は切れるが先の読めない奴。
そして以外に冷静沈着。
でも、いざ戦闘となると妙に好戦的になる。

――それが、この結果だ。


乾いた土埃が舞い上がる廃墟の一角。
そこが今や、全て血の海だ。
肉の藻屑となった妨害犯の血が、至る所に飛び散っている。


「もう…やり過ぎだ時生。雑魚相手に時間の無駄だろ」

未だ佇む暗色の制服姿。
ゆっくりと近付き、顔に掛かる金髪を梳いてやった。

「……」

視線が絡み、先の視えない灰色の瞳が、俺の瞳を見詰める。
そして、詰めた息を吐き出すように微笑んだ。

「うん…そうだね」


それに多少の安堵を覚え、俺も微笑み返す。


「さて…誰かさんのせいで見失ったターゲットを探すとするか」

クルリと踵を返し、調査班へと再追尾の連絡を入れる。

通信を切り。
再び背後の長身へと振り返ると、途端に視界が翳った。

「――っ!!」

何?と思う間も無く、インカムが外され、口唇に濡れた物が触れる。
驚きに硬直する笑太に構わず、それは口唇を這い回ると濡れた音を立てて口腔内へと入り込んだ。

「んっ…っ…ふっ」

歯列を撫で、ゆっくりと上顎の粘膜を犯される。
吐息さえも奪われ舌を吸い上げられると、軽い酸欠に眩暈がした。
執拗に舌を嬲られ、膝が震える。
再び歯列を撫でられると、淡い痺れが背筋を走った。

(…ヤバイ!)

本能がアラームを鳴らしている。
脱力し掛けた腕に有りったけの力を込めて、己に覆い被さるものを突き飛ばした。

揺れる金髪。
血臭と共に、嗅ぎ慣れた匂いが鼻を掠めた。


「――っ…時生!!」

そこには微笑んだままの時生の姿。
その口唇は、唾液に塗れて妖艶な艶を放っていた。

「気持ち良かった?笑太」

笑みを深くし、ペロリと己の上唇を舐める。

「…っ!!」

今は任務中。
ましてや、ターゲットロストの状態だ。
一刻の猶予も無い筈。
早く。
早く。

それなのに、何故この男はこんな事を…。


「―お前っ!!こんな事してる場合じゃないだろ!?」

怒りに鳥肌が立つ。
濡れた口唇が風を受け冷たく痺れた。
相変わらず目の前の金髪男は、立ち尽くしたまま無表情で見詰めてくる。

「……」

束の間の沈黙。
投げ槍に、笑太が転がるインカムを拾おうと屈んだ時――。


「…だって――」


「?」




「――イきそうなんだもん」


「は?」


余りの唐突な返答に、思考が停止する。

いつ?
何処で?
何が?

ていうか どうして?

…意味不明。


「何か…撃ってたら気持ち良くなってさ。今ビンビンなんだよね~」

「……」

理解不能な返答に、思考が追い付かず言葉を失う。
――今迄。

(変だ変だと思っていたけど…やっぱり変だったよ…コイツ…。)

呆然とする自分を追い払うように軽く頭を振る。

「解った…。解ったから…ワケは後で聞くから、とりあえず任務を続けよう!」

慌てながらつっ立っている時生の腕を掴むと、前へと歩き出した。
―いや――。
歩き出した "つもり" だった。
掴み返される腕。

「無理だよ笑太~マジ無理っ」

そう呟きながら、素早い動きに土埃が舞った。
靡く金髪に視界を塞がれたまま、近くの朽ちた建物に引き摺り込まれる。

建物が廃墟と化した部屋の一角。
家具も何も無い壁だけの場所。
窓は砕け、舞う砂埃が晒されたコンクリートの床に降り積もっていた。

有無を言わさぬ勢いで壁に押し付けられる。

「…うっ…」

密着する互いの身体。
男から漂う血臭が、無意識に身体を固くさせる。
壁に背中を打ち付けた衝撃で軽く咽た。

「…マジ止めらんねぇ~」

時生が、自分のネクタイを性急に投げ捨て覆い被さってくる。

耐えるように固く目を瞑ると、喉元に濡れた口唇が掠めた。
生温かい軟体動物のような舌が、急所である喉元の皮膚を舐め回す。
まるで。

飢えたライオンが、捕えた獲物を嬲るように――。

――喰らう前の儀式。


時折聞こえる唾液を啜る音。

「…ふっ…笑太はホント美味しい…」

「…ぁ…っ…」

首筋に熱い吐息を感じ、溶けるような痺れが腰に広がった。

(――流されちゃ駄目だ!…任務中だろ!)

一つ一つとシャツのボタンが外され、その後を追うように唾液を乗せた舌が滑る。
歯を立て、赤い歯型を残し強く肌を吸い上げられる。
露になった肩口を制服が滑り落ちた。
震える膝が、立ったままの体勢に抗議を訴える。

「――と…きおっ…止、め…っ」


(――ターゲットを追わなきゃ!――)


「平気平気!奴はまた戻って来るよ~」

胸の前に有る金髪の頭が、クツクツと笑みを零す。
軽く頭を振り抵抗するが、背中には朽ち掛けた固い壁。
髪の動きと共に砂塵が舞う。
素肌に感じるコンクリートの冷えた感触が、篭った熱を際立たせた。
理性で抵抗しながらも上昇する体温。

胸の尖りを唾液でたっぷりと濡らされ、舌の先端で刺激される。
辿るように這い回る舌に、ぴちゃりと唾液が音を立てた。

「…っ…ん」

それに気を取られていると、途端、胸の尖りを強く噛まれた。

「っ!…ぃ…てっ…」

喰い千切らんばかりの激痛に顎が反る。
男が与える激痛に、中心に熱が溜まった。

「笑太の血は甘いよ…」

噛み締めた口唇に、節くれ立った長い指が差し込まれた。

「…ぅっ」

グチュグチュと音を立て、口内を指が這い回る。
舌を揉まれ、摩られ、唾液が口角から溢れる。
だらしなく垂らした唾液が、ねっとりと顎を伝い上気した胸へと滴り落ちた。

ふと、口内を犯す指が抜けた瞬間。
下肢を辿っていた片方の手が、勃ち上がり掛けた中心を掴んだ。

「…んっ!」

余りの刺激に、思わず 固く閉じていた瞼を開く。

目の前には待ち構えたように灰色の瞳が有った。
強かに獲物を狙う獣の瞳。
その奥に潜む情欲の炎。
男の口唇が、唾液に光りゆっくりと弧を描く。

「ふふっ…めっちゃエロイ顔してる」

「だっ…れの、せ……ぁっ」

中心をゆるりと撫でられる。


(――誰かに見られたら!…   ……でも――)

呼吸が乱れる。

(――きもち―いい――)

獰猛な狂気を秘めた瞳に、潤んだ視線を送る。
その瞬間、掴まれたものを扱かれた。

「…んんっ…」

敏感な部分を摩られ、思わずヒクリと腰が揺れる。
下腹部に時生の熱い昂ぶりを感じて、下肢が震えた。

「もう…挿れて欲しいの~?」

手の動きはそのままに、ひっそりと囁く。
肩を震わせて笑う男の身体に、密着した素肌が緩く粟立った。
肩口や胸を甘噛みしながら、中心を嬲られ続ける。

「…っ…ぃっ、ぁ…」

理性が千切れる。

痛みも。
息苦しさも。
背徳感も。

全てはキツイ快感へと変わり、男の腕の中で身悶えた。

「笑太、気持ちい~の?ココ、こんなに濡れてる」

「はっ……ん…っ」

先端から先走りが溢れ出す。
それを塗り付けられ、中心がグチュグチュと淫らな音を立てた。

「っ…と…きおっ…ぁぁっ」

「その顔、スゲーそそる」

脳ミソが溶ける。
何も考えられない。
涙が滲む。
身体が熱い。
もう駄目。


――イ ク――!!

滑りを纏う手の平が、膨らみきったそれを搾り出すように扱くと。
下肢に溜まった熱がドクンと弾けた。

「……んっ…あぁああ!!」

ドクドクと溢れる体液を、ゆっくりと中心を扱きながら手の平へと受け止める。
時生の手から零れた体液が乾いた床に滴り落ちた。


「溜まってたんだ。凄い量だよ~」

「…ぅるせっ…」

肩で息をしながら悪態をつく。




~②へ続く~
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