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日陰の二次創作小説サイト。DOLLSで気ままに稼動中。
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先日…と言うか、数日前にココでお話していたSSです。
五十嵐×御子柴…。

正に、これこそ………

★ヤマ無し!オチ無し!意味無し!★

しかも、エロくも何ともない!;;;
毎度の事ながらですが。
いつも以上に申し訳無さで一杯になりながらのUPとなりました。
何も考えずに打つのが悪いんだね…;;;内容が無いよう~(爆)
かなり短い文ですが…お読み下されば幸い。










暗い

暗い


先の見えない暗闇


真っ暗な道を ひたすら走り続ける――





何かに追われるように

ただ ひたすら走る。



息が切れても
足がもつれても
心が挫けても


それでも 走る。




――死ぬまで    走る―――!!












■罰■











灯りの消えた諜報課。
乱雑に置かれた書類が、デスクから滑り落ちる。
廊下で光る非常灯が、鈍く頬を照らしていた。


「っ…んぅ……」

ズルリと引き抜かれる感覚。
物足りない刺激に背筋が震えた。

「ぁっ…もぅ…い…」

「終わりだ」

言葉を待たずに、告げられる。


「どうせ、お前の事だから"もう一回"とか言うんだろうよ…」

「…」

スーツの乱れを直しながら、床に寝転ぶ半裸の体を見下ろす。

特刑の隊長にしては白い肌。
均整の取れた肢体をしどけなく床に投げ出す。
長めな赤茶色の前髪が、端正な横顔に更なる影を落としていた。

「お前、明日早朝任務じゃないのか?早く帰って寝ろ。」


「ちッ…イガグリめ」

「ああ?」

ボソリと呟いた言葉に、ヒゲを湛えた口元が怒りに歪む。
そんな相手をさして気にも留めぬように、ゆっくりと男は床から起き上がった。
表情は伺えない。


「いい。他をあたる。」

「はぁ~?…」

全く手が掛かる男だ。


「お前は……いったい何がしたいんだよ」

背中から投げる言葉に、お互いの表情は読み取れない。

「さぁ、何だろうな~」

革ジャンのボタンを留めながら、微かに首を傾げる。


「ああ…多分――」


ボタンを留め終わったのか、緩慢にこちらへ振り返ると。


「許されたいんじゃねぇかな」



――罪を犯した自分を――



「…っ…」


「ハハ!忘れてくれ」

「御子柴…」

「いいんだ…これが俺の罰だから…。」



――消して欲しい――



「じゃあな」



――あの時の自分を――



静かにドアが閉まる。
再び、静寂が部屋を満たした。



「だからお前は甘いって言うんだっ…御子柴…」



部屋を去り際、アイツは微笑んでいた。

罪を犯した自分を



嘲笑うかのように――。






奴の笑顔に  そっくりだ。


なぁ?

桜澤 元 総隊長さんよ…。




■END■
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